最初に書いておきます。
白石神社は本当におすすめです!
白石神社は札幌の神社で初詣の参拝者数が北海道神宮に次いで多い人気の神社です。
普段からも多くの人が参拝に来られますがその秘密は、ずばり境内にある谷地の神秘的な雰囲気と美しい景観からでしょう。
谷地の池の周りに末社が並び、神秘的であり神々しさまで感じるまさにそこにいるだけでパワーがもらえるような、そんな神社です。
白石神社に参拝にいった時の様子を写真多めに紹介していきます。
白石神社へのアクセスは南郷13丁目駅から徒歩10分
白石神社の最寄駅は地下鉄東西線「南郷13丁目駅」の3番出口から徒歩10分ほど、距離にして約700メートルです。
それほど遠くなく割とアクセスは便利な場所です。地下鉄駅から歩いていくと上記の写真のランドマークがあるので、これが見えたらあと少しで白石神社です。
駐車場もあるので、車でいくことも可能です。
地下鉄駅から歩いていくと最初に裏参道の入口がありますが、ここは通り過ぎましょう。
参考までに冬だと上記の写真のようになります。
しばらく進むと上記写真のように大きな鳥居と白い社殿が見えてくるので、ここから入るようにしましょう。
白石神社の御祭神
白石神社の御祭神は、神武天皇の1柱のみとなっています。
でも境内末社には豊玉姫命や宇迦之御魂が祀られているので境内末社を回ればいろいろなご利益が期待出来そうです。
白石神社の社殿と社殿前の様子
鳥居をくぐるとすぐ前に白い社殿が見えます。
左をみると大きく立派な社務所があります。
右を見ると上記写真の建物があります。恐らくお正月期間だけ使われる場所だと思います。
社殿の前には立派な社号標がありました。
白石神社の手水舎
少し進むと右側に手水舎があります。
水が静かに注がれつづけています。ただし冬は凍結防止のため水は止まります。
白石神社の狛犬様
社殿の前に1対の狛犬様が鎮座しています。
左側の狛犬様は少し怖く、右側の狛犬様は優しく微笑んでいるかのように見えました。
白石神社の社殿と参拝
社殿へと進み参拝です。
冬は、白い社殿に雪がつもり更に白さが倍増します。白く美しい社殿がより美しく見るように感じられます。
社号額は縦書きで白石神社と記されています。
賽銭箱にお賽銭を入れ
鈴を鳴らし、二拝二拍手一拝をしてお参りです。
振り返ると上記の写真の通り、入口の鳥居から社殿まではそれほど距離はありません。
白石神社の御朱印
白石神社の御朱印は社務所の1階の外側にある授与所でいただきます。
授与所に誰もいない場合は社務所の中を確認してください。
年末年始になるとおみくじが外にも設置されます。
おみくじも各種、揃っています。
そしていただいた御朱印が上記の写真です。2つの朱印が押され、何となくおしゃれな書体で白石神社と書かれています。
初穂料を聞いたところ「お気持ちをお納めください」と言われたので500円を納めました。
札幌の御朱印の相場は300~500円なので概ねそれくらいを納めれば良いでしょう。
白石神社の神寄谷はパワースポット
境内はそれほど広く無さそうだし、それほど魅力は感じられないと、ここまで読んできた方だと、そう思われたかもしれません。
これからが白石神社の魅力を語っていくところです。
社殿の右側に階段があり下に降りていくようになっています。
この階段を降りていくとと神寄谷と呼ばれる場所に出ます。
入口の鳥居から手水舎の間にも神寄谷への階段があります。
まずは神社の横から下に降りていきました。
途中で右と左に道が別れていたのでまずは左方向に
石碑が立ち並ぶ一角があります。白石開村碑と刻まれています。
「明治四年白石村開拓者」と刻まれた石碑、白石エリアの初期の開拓者なのでしょう。
開村五十年記念碑と刻まれています。
他にも境内にはいろいろな石碑が建立されていました。
来た道を少し戻って左右に別れていた道を左側へ。建物がありましたが、神社の方が住んでいるのかな?
反対側を見ると東屋のような建物があり、その横に立派な門があります。
冬と夏でかなり門のイメージが違います。
枝折門という名前のようで、この先が神寄谷と呼ばれるエリアになります。
谷地で中央に池があり、これが凄く神秘的な雰囲気を醸し出している場所なんですよ。
静かな場所ですが、そこら中からパワーが出ているような、本当にこういう場所をパワースポットって言うんだろうなって思うような場所です。
そして最初に見えてくるのが「白石辨天神社」という縁結びの神様が祀られている神社です。
冬は赤と白のコントラストでまた一段と美しくなります。
白石辨天神社と記されていますが、今の漢字で書くと白石弁天神社です。
つまり弁天様を祀っている神社ということになるので、縁結びにも金運アップにも良さそうな神社です。
思いっきり縁結び神って書かれていますね。
社殿は池の中の小さな島にあるので橋がかけられていますが、この橋が少し怖いです。
下が丸見えの橋で2人以上で乗ったら曲がりそうな。
白石辨天神社から先に進むとまた別の神社が並んでいます。
冬になると全く違う景色になるから面白いものです。
上記の写真は裏参道の入口から正面に向かう途中の一般道から撮影したものですが、冬になると木々の葉が落ちるので見えやすくなります。
最初の鳥居の右側を見ると階段がありますが、この階段は先に書いた手水舎の横にある階段です。
上記の写真が一番奥にある白石竜宮神社です。御祭神は豊玉姫命となっています。
豊玉姫命は「海の神・水の神・真珠の神・子育ての神」と言われており縁結びにもご利益があると言われています。
また浦島太郎の乙姫と同一視されることもあるので、神社の名前が竜宮神社となっているのもうなずけます。
神社の前に湧き水があり、ここで手を清めます。
竜宮神社の横に洞窟らしきものがあるので見てくださいね。
この中に神様が祀られています。
振り返ってみてみると美しい光景が見られます。
神寄谷と名付けられた谷地、まさにそんな感じがする場所です。
もう1つの神社が白石伏見稲荷社です。
稲荷社なので稲荷神が祀られています。
伏見がつくということは京都の伏見稲荷大社からの御分霊かと思うのですが、この辺りはよくわかりません。
稲荷神は商売繁盛の神様です。
ここをゆっくりと散策するととても気持ちよくすっきりとした気分になってきます。
緑の多い5月から10月くらいまでは活力あるパワーをもらえるような、そんな気分にさせてくれる場所です。
12月から2月くらいまでは厳かで神聖な秘めたパワーをもらえるような、そんな気分にさせてくれます。
池の周りを回っていくと1周出来るのですが、途中で分岐している場所もあります。
階段があり上がっていけるようになっているので階段を上ってみましょう。
途中でいくつかの石碑等があります。
神像というよりは仏像というかお地蔵さんというか、石像が多く残されています。
そして最初に紹介した裏参道の入口にたどり着きました。
裏参道の入口から再び神寄谷へ。
途中で分岐しているのですが左が池の方角なので今度は右側へ進んでいきます。
振り返ってみると美しい神社の境内だな~って思いますよ。
こんな京都っぽい参道もありました。
そして最初に見た白石辨天神社の前に。これで神寄谷を一周したことになります。
決して広い訳ではないので普通に歩いても10分くらいで1周は出来てしまいますが、ここはゆっくりと末社を参拝し、パワーを感じながら歩いてほしいところです。
白石神社へ行こう!
神寄谷が非常に魅力的な白石神社、札幌駅前バス停からもバスが出ています。
地下鉄でもバスでも車でもアクセスしやすい神社です。何よりも本当にこれがパワースポットだよな~と感じさせてくれる場所なので、是非訪れてください。
おすすめの神社です。
- 住所:北海道札幌市白石区本通14丁目北1-12
- TEL:011-861-2609
- 御朱印:あり
- 参拝可能時間:24時間
- 社務所受付時間:9:00~16:00