星置神社はあと数百メートルで小樽市になるという札幌の端にある神社です。
境内は小高い場所にあり晴れた日には石狩湾を望むことが出来る見晴らしの良い場所にあります。
縁結びや子宝祈願にご利益があると言われている神社ですが、あまり神社で祀られていないアレが祀られています。
アレとは・・・蛙です。撫蛙という蛙の置物に触れるとご利益があると言われています。
そんな星置神社に参拝にいってきたので、写真多めに紹介します。
星置神社へのアクセスはほしみ駅から徒歩12分くらい
札幌市って人口190万人の政令指定都市なんですけど、実は1駅だけ無人駅があるんですよ。それがほしみ駅です。
星置神社はこの無人駅であるJR函館本線「ほしみ駅」から約700メートルの距離なんですけど、坂道とかあってちょっと時間がかかるので徒歩約12分くらいの距離にあります。
星置神社は車で行くのが便利なのですが、あえて札幌市内で唯一の無人駅を見学しがてら電車で向かうのも良いのではないでしょうか?
車の場合は札幌と小樽を結ぶ国道5号線沿いにあり上記写真の大きな看板が目を惹くのでわかりやすくなっています。この看板の少し先に車を停められるスペースがあります。
星置神社の境内の様子
星置神社には表参道と裏参道(東参道)があり東参道からなら上記写真のような階段は上らなくても良いのですが、ここは是非表参道から入ることをおすすめします。
理由ですか?
特にありませんけど、やっぱり神社は表参道から入って参拝した方が気分が良いからです。また出来れば神社に入る時は鳥居をくぐる方がご利益が高くなると言われているからです。
ちょっと階段はきついけど、ゆっくりと上っていきましょう。
鳥居を超えればあとは平坦です。
鳥居の社号額は縦書きで星置神社と記されています。
鳥居の右側には石碑があります。
で階段を上りきって振り返ると割と景色の良い高台にあることがわかります。
参拝した日は少し変わった天気で海の上まで雲というか霧が降りていましたが、天気がよければ石狩湾を望むことが出来るスポットです。
鳥居の前には小さなお社があり中には蛙の置物が入っています。
そう、これが撫で蛙です。
弘法大師道と撫で蛙
鳥居をくぐり境内に入ると弘法大師道という小さな建物があります。
中は自由に入れるようになっていたので見学させてもらいました。
神仏混合の流れで弘法大師を祀っている神社って割とありますので、そう珍しい訳ではありませんが、恐らく札幌ではここと山口神社くらいでしょうか。
中にも撫で蛙が鎮座しています。
撫蛙の意味は
- 若(わか)かえる
- 無事かえる
- 栄える(さ かえる)
で縁起の良い言葉ということで蛙を撫でるといろいろなご利益が授かれるとされています。
是非、撫で蛙を撫でてくださいね。
弘法大師堂の前にはステージがありました。お祭り用でしょう。
星置神社 御神木「むすびの銀杏」
弘法大師道を超えて進むと御神木「むすびの銀杏」という2本の木があります。
この御神木に触れると子授かりや縁結びにご利益があると言われており、女性を中心に触っていく人が大勢います。
是非、御神木に触れてくださいね。
御神木の全景は上記の写真の通りです。
星置神社の手水舎
星置神社の手水舎はむすびの銀杏のすぐ前にあります。
きちんと手水舎での作法が図入で説明されています。
そしてこの手水舎、水は撫で蛙の口から出るようになっています。
センサーで近づくと撫で蛙の口から水が飛び出る仕組みです。
撫で蛙の後ろには蛙の置物が置かれ、まるで家族のようになっています。
手水舎の後ろには「星置神社 御造営記念碑」が建立されていました。
星置神社の由緒書と撫で蛙堂
手水舎の少し先に星置神社の由緒書きと撫で蛙堂があります。
星置神社の御祭神は、
- 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
- 豊受大神(とようけおおかみ)
- 大己貴神(おおなむちのかみ)
の3柱です。
大己貴神は縁結び・子授かり・金運・商売繁盛の神と言われています。
豊受大神も商売繁盛の神様です。
撫で蛙堂の中に撫で蛙が鎮座しています。いったいいくつ蛙がこの境内にはあるのだろう?というくらい撫で蛙が置かれています。
星置神社の大きな石碑
星置神社には目を引く大きな石碑が2つあります。
1つが開村紀念碑と呼ばれる石碑でこのエリアの開村を紀念しての石碑です。
もう1つが開基百年碑で、このエリアの開基100年を祝して建てられた石碑です。
星置神社の狛犬様
撫で蛙とは別に狛犬様も星置神社には鎮座しています。社殿の前にありこちらをしっかりと見ています。
狛犬様の前を通る時は軽く一礼していきましょうね。
星置神社の社殿と参拝
星置神社の社殿は白くなっていて神聖な雰囲気が伝わってきます。
社号額には縦書きで「星置神社」と記されています。
お賽銭を入れ
鈴を鳴らし、二拝二拍手一拝でお参りです。
天気がよくで神職の方がいる時は拝殿の戸が空いていることが多くなっています。
社殿から振り返ってみた時の風景です。
星置神社の裏参道(東参道)
足腰が悪く階段を上れない人のためにも星置神社には東参道(裏参道)があり階段を上らなくても入れるようになっています。
そして東参道の入口にも撫で蛙が鎮座しています。
しかも背に子撫で蛙を背負ってパワーも高そうです。
星置神社の御朱印は星マーク
星置神社の御朱印は授与所でいただけます。
授与所には多くの御守が並んでいました。
恋愛や子授かり等の御守が多く感じました。
御朱印の案内も貼り出されていました。
星置神社の御朱印は金色の星マークが入った美しい御朱印です。初穂料は300円でした。
また御朱印をいただくと上記写真のおせんべいがいただけます。なんかこういうの嬉しいですよね。
星置神社へ行こう!
縁結びや子授かり、商売繁盛、金運アップにご利益があると言われる星置神社、是非近くを通った時は参拝で立ち寄ってください。
鳥居とともに見える石狩湾の景色はとても美しくおすすめです。
札幌市内から一般道を通って小樽に行く場合にちょうどたり寄りやすい場所にあります。
おすすめの神社です。
- 住所:北海道札幌市手稲区星置南1丁目8-1
- TEL:011-685-6770
- 御朱印:あり
- 参拝可能時間:24時間
- 社務所受付時間:9:00~17:00