鳥居が立ち並び不思議な光景を見せてくれることで札幌の神社の中でも人気の「札幌伏見稲荷神社」、公共交通機関であれば円山公園駅からバス、もしくは札幌市の路面電車「西線14条駅」から徒歩15分ほどとなっていますが、Google Mapで見ても正しいルートは案内されません。
観光で札幌に訪れた人であれば滅多に通ることが無い札幌伏見稲荷神社の旧参道を通って参拝に行ってきたので、その時の様子をお伝えします。
なお冬季は雪のため通行不可になるので、雪の無い5月から11月初旬くらいまでのルートとなっています。
札幌市電「西線14条駅」から札幌伏見稲荷神社までの道順
Google Mapで札幌市電(路面電車)の駅「西線14条駅」から札幌伏見稲荷神社までの徒歩ルートを調べると上記のように案内されます。
徒歩19分になっていますが、かなり迂回するルートしか無いことがわかります。
でもこれ、旧参道を通るルートではありません。
最初の分かれ道である「幌西自転車公園」まで西側に歩いていきますが、Google Mapでは幌西自転車公園の右側(地図上)を通るようになっていますが、旧参道を通って札幌伏見稲荷神社を目指すのであれば地図下側(左側)の道を進みます。
つまり実際のルートは下記の通りです。
では細かく見ていきます。
西線14条駅から歩いてくると上記写真の通り札幌伏見稲荷神社の社号標が幌西自転車公園のすぐ横にあるのがわかります。
上記右の道へ進むのではなく左の道へ進んでください。
上記写真の右側に札幌伏見稲荷神社の社号標が見えます。上記写真の左側の道にまっすぐ進むと山にぶつかるようになっていますが、この道をまっすぐ進んでいきます。
道の前方をよく見ると・・・
階段らしきものが見えます。幌西自転車公園にある札幌伏見稲荷神社の社号標から階段までの距離は約450メートル、ただまっすぐに進みます。
札幌伏見稲荷神社へ続く急な階段
近づいていくと旧な階段があることがわかります。冬だと雪が積もっていて危ないため閉鎖されます。
夏場だと木々が茂り、先が見えません。
冬場であれば木々の葉が落ちているので階段を一望することも出来ます。
階段の横には「伏見開村五十年記念」と書かれた石碑がありました。
この石碑は1923年(大正12年)に建てられたもので100年ほどの歴史があります。
冬場は危険なので夏場にこの階段を通って札幌伏見稲荷神社へと参拝に行きました。
かなり急な階段です。
途中、崩れているところもあり、湾曲しているところもありで、よそ見をしていると転んで危険なのでしっかりと前と足元、両方を交互に見ながらゆっくりと上っていくことをおすすめします。
苔むしているところもあって、更に滑りやすくなっています。
途中まで上ったところ、振り返るとちょっと怖いかもしれません。
そして長い階段を上り終えました。
階段はかなり急で滑りやすいので普通なら3分もかからずに上りきれますが、5分くらいは時間をかけて上らないと危険なところです。
階段を上り終えると今度は短い階段があり、上ります。
この階段を上っていくと前方に札幌伏見稲荷神社の連なった鳥居が見えてきます。
上記のような道を通っていきます。
道の脇には以前は鳥居を建てていたであろう跡がありました。
最後に10段程度の階段を上ります。
そして札幌伏見稲荷神社へゴール!
札幌伏見稲荷神社の鳥居が並ぶ参道の前から振り返ってみると、木々が並んでいるのがわかります。
西線14条駅からここまで約25分でした。地図だと19分になっていますが、それは階段や上り坂は考慮されていないから。
階段は急で滑りやすいので時間は余分にかかります。
札幌伏見稲荷神社へ行こう
札幌伏見稲荷神社へは車が一番便利で、次に円山公園駅からバスで来ることですが、全部の参道を通って参拝したいという場合は、今回紹介したルートとなります。
大変なルートですが、1度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
以上、札幌伏見稲荷神社へ旧参道を通って参拝してきた。札幌市電駅「西線14条駅」からの行き方についてでした。
- 住所:北海道札幌市中央区伏見2丁目2-17
- TEL:011-562-1753
- 御朱印:あり
- 参拝可能時間:24時間(夜は危険)
- 社務所受付時間:概ね9:00~17:00