1月の中旬くらいに行われるどんど焼き、北海道神宮及び北海道神宮頓宮では例年1月14日の朝10時から行われます。
どんな様子で行われるのか見てきたので、写真を添えて紹介します。
古い御札やお守り、おみくじ等があれば納めて焼いてもらえます。
*Google等で「北海道神宮 どんど焼き」で検索するとこの記事が検索結果上位に出てしまうことがあります。頓宮ではなく北海道神宮のどんど焼きの様子を知りたい場合は下記記事をご覧ください。
北海道神宮頓宮 どんど焼きの前日の様子
1月13日に北海道神宮頓宮で購入した熊手をもって北海道神宮頓宮の「古神札収納所」へ。
拝殿の前に年末(12月15日頃)になると「歳の市」という神具・注連縄・注連飾りを販売するプレハブ小屋が出来ます。そのプレハブ小屋が大晦日辺りから「古神札収納所」に切り替わります。
中には神社に関係ないものまで持ち込む不届き者もいるため、注意書きには下記のように書かれています。
【お納め出来ないもの】人形類・結納品・のし袋・衣類・仏具・写真・年賀状・みかん・不燃物・(その他)日用雑貨品等
納めることが出来るものは下記のように書かれています。
【お納め出来るもの】御札・御守・御神矢・注連縄・おみくじ・神棚・松飾り・(その他)神社から出たもの
当日も持ち込むことは出来ますが、出来れば前日13日までに持っていくことをおすすめします。
北海道神宮頓宮 どんど焼き 1月14日当日の様子
10時頃神職の方が祭事としての言葉を述べます。
札幌市消防署の方も念の為に同席しています。万が一の時の対応もバッチリです。
この後、神職の方が火をつけられます。
その時の様子は動画で撮ってあるのでご覧ください。30秒ほどの短い動画です。
そして火がつけられ、式典の言葉を述べられます。
その後祭壇が撤去され、人が火の周りに集まります。
直接持ってきたものを投げてこんで燃やす人もいました。
近隣の方30名以上は集まっていたでしょうか。子どもたちも来ていました。
寒い中行われるので、この火で暖をとる人も。
割と人だかりが出来て、近づけなくなっていきます。
1度には燃やせないので、外に燃やすものが積まれていました。
どんど焼きに参加していた人たちは、どんど焼きが終盤に差し掛かると参拝をして帰っていきました。
どんど焼きなんて、人が集まる行事では無いと思っていましたが、思いの外人が集まっていて少し驚きました。
初詣後、次に神社に行くのはどんど焼きという方も多く、恒例行事となっていることもあるそうです。
北海道神宮頓宮のどんど焼き(古神札焼納祭)の日程
小正月は本来1月15日ですが、1月14日から16日の3日間とすることもあります。地域によって小正月の期間・定義は若干異なっています。
東北地方では旧暦の1月14日に小正月の行事を行うところもあります(2月中旬頃)。
どんど焼きは小正月の間に行われるのが一般的です。
そのため北海道神宮頓宮のどんど焼き(古神札焼納祭)は曜日に関係なく、毎年1月14日に行われます。
- 2021年(令和3年):1月14日木曜日
- 2022年(令和4年):1月14日金曜日
- 2023年(令和5年):1月14日土曜日
- 2024年(令和6年):1月14日日曜日
近隣の方は様子を見に行ってみてはいかがでしょうか?
古神札等は年間で納められる
年始からどんど焼きまでしか古神札等は納められないと思われているかもしれませんが、北海道神宮頓宮は年間で納めることが出来ます。
北海道神宮頓宮の社務所入口の風除室に納めるところがあるので、いつでも納めることができます。
以上、北海道神宮頓宮のどんど焼きの様子でした。
- 住所:北海道札幌市中央区南2条東3丁目
- TEL:011-221-1084
- 御朱印:あり
- 参拝可能時間:24時間
- 社務所受付時間:9:00~16:00