コロナ禍でいろいろなことが変化してきていますが、神社界隈にも大きな変化が訪れているように感じます。
その1つが御朱印。
今まで書き入れ(記帳)をしてくれていた神社でも書き置きに変更しているところが増えてきています。
御朱印の書き入れから書き置きへ変化
今までどんな時も御朱印に書き入れ・記帳してくれていた神社が新型コロナウイルスを考慮して、書き置きタイプへの御朱印に変更してきています。
北海道神宮では2020年(令和2年)4月にゴールデン・ウィーク中の御朱印帳への記帳・書き入れを中止する発表を行いました。
その後、記帳・書き入れを再開しました。
しかし冬季になり再び新型コロナウイルスの感染者数が増えたことで、2020年12月15日から2021年1月31日までは再び、事前に押印してある書き置きタイプでの授与と変更しました。
なお、ご朱印は全て、紙でお渡ししてご自身でお貼り頂く書置き式のご朱印となります。
予めご承知おきください。— 札幌護国神社 公式 (@gokoku_sapporo) November 21, 2020
札幌護国神社も今までは一部の限定御朱印を除き、御朱印帳に記帳してくれることが多かったのですが、現在はすべての御朱印で書き置き式のものに切り替えたとTwitterで発表しています。
直接触れ合うものから直接は触れ合わないものへ
御朱印帳は本人から神社の方へ手渡しをして、そして記帳していただき、再び手渡しで、本人に返すというのが今までの慣例でした。
しかし新型コロナウイルスにおいては、人の手が触れたものを直接手渡しで行うことで感染リスクが高まるということも一部で言われており、念の為に御朱印も書き入れ・記帳ではなく、書き置きして渡すだけの一方通行に変化してきました。
これは現在のコロナ禍を考えれば致し方ないことですが、寂しくも感じますよね。
年末年始になれば神社で御札を購入したり熊手を購入する人も増えるので、現金による受け渡しが増えることになります。
でも、直接手渡しによるリスクを考えると御朱印だけでなく、他のものもキャッシュレス決済を導入して、出来るだけ触れ合わないようにするということも増えていくかもしれません。
しかし寒い時期に人と接することが多い神社の方も新型コロナウイルスは怖いと思うので、気をつけて、感染しないようにして欲しいと思います。
以上、コロナ禍での神社の変化・御朱印の書き置きが増えている件についてでした。