水波能売神・弥都波能売神(みずはのめのかみ)は、日本神話に登場する女神であり、水の神です。
いろいろな神社で配祀神として祀られていることが多い神様です。
どんな神格がありどんな御利益があるのか詳しく説明します。
水波能売神・弥都波能売神について
水波能売神・弥都波能売神(みずはのめのかみ)はイザナミの排泄物から生まれたとされています。
え?と思うかもしれませんが、日本神話において排泄物から生まれた神は物凄く多くいます。
でもそれをごまかすためにイザナギとイザナミが生んだ御子神と書いてある書物も数多くありますから、そう考えていただいても良いでしょう。
水の神を祀るのは農耕民族であった日本において自然な流れであったと考えられます。
また水により田畑の恵みはそのまま子孫繁栄に繋がり、安産や子授かりにも繋がっていきます。
水波能売神・弥都波能売神の神格
水の神・井戸の神・安産の神・灌漑用水の神・農耕の神
水波能売神・弥都波能売神のご利益
- 安産祈願
- 子授かり・子宝祈願
- 五穀豊穣
- 祈雨・止雨
水波能売神・弥都波能売神の別称
- 古事記:弥都波能売神
- 日本書紀:罔象女神
神社の御祭神としては水波能売命と表記されることも多くなっています。
水波能売神・弥都波能売神の系譜
イザナミからは排泄物3種類からそれぞれ男神・女神の3組が生まれています。
その中で2組目に登場したのが、水波能売神となっています。
水波能売神・弥都波能売神を祀る神社
日本各地の神社で配祀神として祀られています。
水波能売神を祀る札幌の神社は下記記事をご覧ください。