三吉霊神(みよしおおかみ)は、日本神話には出てこない、秋田県の郷土の神様です。
秋田県発祥の神様なので三吉霊神を祀っている神社は北海道から東北にかけてのエリアとなっています。
三吉霊神について
秋田県の太平山三吉神社には下記のように書かれています。
太平の城主藤原鶴寿丸三吉は郷人の面倒を良くみた名君であったが、他の豪族にねたまれ追い出されたため、世を捨てて太平山に篭り、太平山の神様即ち大己貴大神、少彦名神様を深く信仰し、修行せられて力を身につけ神様として祀られた郷土の神である。
太平山三吉神社 より
一般的には秋田県の太平山の山岳信仰が生んだ神とされています。
太平山は秋田市から見ると東に位置しており太陽が山頂から昇ることもあり、より神聖化された山だけにいろいろな言い伝えが生まれ、太平山信仰・三吉信仰が生まれ三吉霊神が生まれたと考えられます。
三吉霊神の神格
力の神・勝負の神・勝利成功の神・事業繁栄の神
三吉霊神のご利益
- 必勝祈願・勝利成功
- 商売繁盛
- 技芸・武芸
三吉霊神の別称
さんきちさん・藤原三吉神・三吉大神
三吉霊神を祀る神社
三吉霊神を祀る神の総本宮とも言えるのが太平山三吉神社 総本宮です。
札幌市で三吉霊神を祀っている神社は下記記事をご覧ください。