大谷地神社では例年1月20日9時頃からどんど焼き(古神札焼納祭)が行われます。
どんな様子で行われるのか、実際の様子を写真を添えて紹介します。
札幌の多くの神社は14日・15日にどんど焼きを行うのですが大谷地神社は札幌市内の神社ではもっとも遅く行われるのが特徴です。
*2021年は信濃神社が1月21日まで古神札等の収納所を用意してくれていましたが、お焚き上げは行っていないため、お焚き上げを行う神社としては一番遅くなっています。
大谷地神社のどんど焼きが行われる日程と場所
小正月は本来1月15日ですが、1月14日から16日の3日間とすることもあります。地域によって小正月の期間・定義は若干異なっています。
東北地方では旧暦の1月14日に小正月の行事を行うところもあります(2月中旬頃)。
どんど焼きは小正月の間に行われるのが一般的です。
大谷地神社のどんど焼き(古神札焼納祭)は曜日に関係なく、札幌市内では最も遅い1月20日9時頃から行われています。
基本的にはお焚き上げしてもらいたい古神札・注連縄等は、前日までに納めることになっていますが、20日当日の12時前までなら持参すれば焼いてもらえます。
今後の日程は下記の通りです。
- 2022年(令和4年):1月20日9時から12時・木曜日
- 2023年(令和5年):1月20日9時から12時・金曜日
- 2024年(令和6年):1月20日9時から12時・土曜日
ただし変更になる可能性もあるので、その際は分かり次第日程をお知らせします。また悪天候等で中止・延期・早期終了になる場合もあります。
年末くらいから上記の境内にある小屋の中に納められるようになります。
どんど焼きは大谷地神社の境内で行われます。参道のすぐ横で行われるので、行けばすぐにわかります。
上記写真で左側に拝殿が見えており、右側に火が上がっている場所がありますが、火が上がっている場所がどんど焼きの会場です。
大谷地神社のどんど焼きについてと注意点
どんど焼きで納めることが出来るもの、出来ないものがあります。
他の神社に比べてチェックは甘いですが、きちんとルールを守って持っていくようにしてください。
神事の開始時間は早まることもある
北海道神社庁札幌支部のホームページが大谷地神社の境内にはどんど焼きは9時からと書かれていますが、実際には8時くらいから始まることがあります。
その日の宮司さんや崇敬者・協力者の都合等により、開始時間が早まることがあるので、神事の様子を見たい場合は8時くらいにはついていることをおすすめします。
2021年1月20日は8時20分頃から開始されました。
大谷地神社のどんど焼きの様子
8時くらいから準備が開始され、8時20分頃からこの日は神事が始まりました。
粛々と神事が行われていきます。
御幣で古神札等を祓ってから参列している方も祓っていただけます。
神事そのものは10分ほどと短めとなっています。
その後、崇敬者・氏子さんが火を放ちます。
バチバチと音をたてながら燃え広がっていく炎
この煙を浴びることでこの年の無病息災のご利益があると言われています。
面白いのがホイルローダーで納所から古神札や注連縄を運んできて、そのままどんど焼きをしているところへ運んでくることです。
量が多く人が運んでいたら重労働になるため、作業効率化が行われています。
1時間近く見ていましたが、9時くらいから人が人が増え始め、多い時には10名以上の方が炎を眺めていました。
また車で来て、納めていく人もかなりいました。
納めた後に参拝する人で拝殿の前には多い時で10名くらいの列となっていました。
どんど焼きの様子を動画でも撮っているので良ければご覧ください。
3本見ても5分ほどです。
非常に冷え込んだ日でしたが、どんど焼きの炎で暖まれたどんど焼きでした。
大谷地神社のどんど焼きを見に行こう!
冬の大谷地神社は凛とした空気が漂う、すごく神聖な雰囲気がする場所です。
正面の鳥居から入って雪かきされた参道を歩くと清々しい気分になります。
どんど焼きの日に札幌にいたら、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
また近くの方も是非、どんど焼きの様子を見に行ってくださいね。
以上、大谷地神社のどんど焼き(古神札焼納祭)の様子と注意点についてでした。
- 住所:北海道札幌市厚別区大谷地西2丁目2-1
- TEL:011-891-2235
- 御朱印:あり
- 参拝可能時間:24時間
- 社務所受付時間:9:00~17:00(初詣期間は変更あり)