札幌水天宮は中島公園に隣接する神社で中島公園駅から徒歩2~3分という良い場所にある神社です。
御朱印もいただけます。
中島公園は札幌の定番観光スポットですが水天宮は少し目立たない場所にあるので通り過ぎてしまう人もいますが、中島公園とセットで訪れてほしい神社です。
もう何度も参拝にうかがっている水天宮の様子を写真多めにお伝えします。
なお正式な神社名は「水天宮」であり「札幌」はつきませんが、全国に水天宮は数多くあるため、区別するために「札幌水天宮」としています。
札幌水天宮へのアクセスは中島公園駅からすぐ
札幌水天宮へは地下鉄南北線「中島公園駅」3番出口から徒歩2~3分という凄くアクセスの良い場所にあります。
上記写真の出口を出たらこの後ろ側へ歩いていけばすぐにたどり着けます。
水天宮の境内の様子
中島公園と水天宮の間には鴨々川(創成川)という川が流れていて、短い橋を渡ります。
橋の前には「水天宮参道入口」という社号標があるので、すぐにわかります。
冬はこんもりと雪が積もっていることもあるので滑らないようにしてください。
この橋の突き当りが札幌水天宮です。
境内の前には鳥居があります。
冬になると雪がつもり景色もガラっと変わるのが札幌の神社の特色です。
塀となっている石には「水天宮」と刻まれています。
鳥居をくぐり中に入るとすぐ左側に由緒書があります。
御祭神は
- 天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
- 安徳天皇(あんとくてんのう)
- 高倉平中宮(たかくらたいらのちゅうぐう)
- 二位尼時子(にいのあまときこ)
- 大國魂命(おおくにたまのみこと)
- 大己貴命(おおなむちのみこと)
- 少彦名命(すくなひこなのみこと)
と7柱も祀られています。元々は、4柱でしたが後から大国魂命・大己貴命・少彦名命の3柱は合祀された形となっています。
久留米の水天宮から御分霊を受けている水天宮です。
札幌水天宮の手水舎
由緒書の隣には手水舎があります。
ただ手水鉢まではあるものの水道は設置されていないので、ここで一礼をして身を清めたことにして参拝することになります。
札幌水天宮の狛犬様
札幌水天宮には2対4体の狛犬様が鎮座しています。
最初にある狛犬様は地面に直接おかれています。
2対目は社殿の前に台座に乗っています。
すべての狛犬様が玉を持っているのが特徴的です。
境内には2社、小さなお社があります。
境内末社ではなく恐らくは摂社かと思うのですが、何が祀られているのかは現状わかりません。今度聞いてみたいと思います。
札幌水天宮の社殿と参拝
境内は決して広くない、むしろ狭い方なので鳥居をくぐって10秒ほどで社殿にはたどり着きます。
冬の社殿の雰囲気はとても厳かです。
社殿の中は見えないようになっています。
社号額は横書きの右から書き始められいて「水天宮」と記されています。
お賽銭を入れ、
鈴を鳴らし二拝二拍手一拝でお参りです。
*2020年から鈴は撤去されています。
札幌水天宮の御朱印
札幌水天宮では御朱印がいただけます。ただし不在時も多いので事前に電話で確認されることをおすすめします。
社務所にあるインターホンを鳴らしお邪魔します。
中に入ると御守や御札も販売されていました。
そして上記写真がいただいた御朱印です。
初穂料は300円となっていました。
札幌では少し珍しい女性の宮司さんでとても感じが良い方です。
水天宮が子供のための神様、女性のための神様と言われることもあるので女性の宮司さんの方が向いてるのかもしれませんね。
札幌水天宮へ行こう!
札幌水天宮は中島公園に隣接しているので、中島公園の散策とセットで訪れてほしい神社です。
落着いた雰囲気の水天宮へ立ち寄った後は中島公園の散策へ。
秋は銀杏並木の黄葉がとても美しく日本庭園では紅葉も美しくなっています。
中島公園と言えば豊平館も見逃せません。国の重要文化財です。
ゴールデンウィーク頃になると桜のトンネルも中島公園では見ることが出来ます。
冬になると水天宮横の川の中にある石には雪がつもり面白い景色が見られるかもしれません。
是非、水天宮と中島公園、合わせて訪れてください。すすきの駅からも徒歩圏です。
- 住所:北海道札幌市中央区南9条西4丁目6-20
- TEL:011-521-2787
- 御朱印:あり
- 参拝可能時間:24時間
- 社務所受付時間:概ね9:00~17:00