手稲神社は叶い石と願い石で有名なパワースポット!御朱印もあり

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神社訪問・参拝レポート
手稲神社

手稲神社は「願い石」と「叶い石」というものがあり、いろいろな願事を叶えてくれると評判の神社です。

秋の例大祭には大物芸能人をゲストに呼んで非常に盛り上がるそうで多くの人が訪れます。

冬はサッポロテイネ(スキー場)へのバスを待っている間に参拝に訪れる人もいて夏でも冬でも多くの人が訪れる人気の神社です。

更に御朱印も2社の神社がいただけるということで御朱印ファンにも人気となっています。

そんな人気の手稲神社に夏と冬の2回、参拝に行ったので詳しく手稲神社を紹介します。

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手稲神社はJR手稲駅から徒歩5分弱

手稲神社はJR函館本線「手稲駅」の南口から徒歩5分もかからないところにあります。

上記写真は手稲駅の2階から撮影した写真ですが、駅を出てこの通りを進み、最初の交差点を超えて1つ目の道を左折すれば手稲神社です。

駐車場もあるので車で行くことも出来ます。

手稲神社の境内の様子

手稲神社の入口には上記の写真の通り、朱塗りの大きな鳥居があるのですぐにわかります。

冬は雪が積もってまた雰囲気が変わります。

鳥居の左側と鳥居の奥に駐車場があり割と多くの車が停められます。

鳥居の右側には社号標と由緒書があります。

手稲神社の御祭神

御祭神は、

  • 大國魂神(おおくにたまのかみ・開拓三神)
  • 大那牟遲神(おおなむぢのかみ・開拓三神)
  • 少彦名神(すくなひこなのかみ・開拓三神)
  • 天照皇大神(あまてらすおおみかみ・合祀した稲穂神社より)
  • 豊受大神(とようけおおかみ・合祀した稲穂神社より)
  • 倉稲魂神(うがのみたまのかみ・合祀した小樽内川稲荷神社より)
  • 菅原道真公(すがわらみちざねこう・合祀した新川神社より)

と7柱もいるのでいろいろなことにご利益がありそうです。

元々は札幌神社(現 北海道神宮)の遥拝所(遠くてなかなか行けない人のために遠くから拝むけど、実際に参拝したのと同じご利益があると言われる場所)として建てられました。

奥の駐車場では車祓座と呼ばれる車祓いのための小さなお社もあります。交通安全祈願も行っている神社です。

手稲神社の参道は階段

参道は階段になっていて大きな石灯籠に挟まれています。

冬になると参道にも雪がつもり除雪され滑りにくくするシートが置かれますが、それでも滑る時は滑るので注意してくださいね。

参道の階段は途中で右に曲がっていて曲がった先には社殿が見えます。

冬の参道も素敵ですよ。

手稲神社 1対目の狛犬様

手稲神社には全部で3対6体の狛犬様が鎮座しています。

最初の狛犬様は少しドヤ顔の優しい感じのする狛犬様です。

手稲神社の手水舎

 

第二鳥居を抜けると右側に手水舎があります。

シンプルですが隣にお社もあります。

石に手水の作法が刻まれています。

手水はセンサーになっていて近づくと龍神様の口から水が出ます。

手水舎の隣には龍神社(水の神様)があります。

冬季は手水舎は凍結のため閉鎖されますので、ここで一礼して心を清めてから参拝しましょう。

手稲神社のせのび石

手水舎の前には祈願絵馬掛けとせのび石があります。

冬でもこちらは関係ありません。

せのび石の説明にはこう書かれています。

せのび石

この石は、参拝の折々に子供の成育を見届け、今後更なる成長を祈念するものです。 また【せのび=世のび】から、立身出世・受験合格にも御利益があると言われています。

成長を祈願するものですから、背が高くなりたい人にもご利益がありそうですし、立身出世・受験合格にもご利益があるということで子供から大人まで是非せのび石で身長を確認してください。

目盛りは190cmまであるのでほとんどの人は身長を測ることが出来ます。

手稲神社 2対目の狛犬様

手水舎をすぎて階段を上ると社殿の前になりますが、階段を上りきったところに2対目の狛犬様が鎮座しています。

階段の下から撮影するので見上げた顔の狛犬様しか撮影出来ないのが残念なところです。

 

参道を上りきって振り返ると上記の写真の通り。狛犬様の後ろ姿が見えます。

手稲神社の臨時授与所

いよいよ社殿の前に到着しましたが右側を見ると小さな建物があります。

普段はシャッターが閉じて閉まっていますが、年末年始になるとここが臨時の授与所になります。

御札や御守、おみくじが販売されていて活気づいています。

手稲神社の社殿と参拝

いよいよ社殿で拝礼です。

社号額は縦書きで手稲神社と記されています。

賽銭箱にお賽銭を入れ

鈴を静かにならし二拝二拍手一拝をしてお参りです。

冬の拝殿はより神秘的に神々しく見えるから不思議です。

手稲神社の藤白龍神社と奥宮遥拝所、忠魂碑

社殿の右側には、境内末社である藤白龍神社と手稲神社奥宮遥拝所、そして願い石があります。

「願い石」は、古来より不思議な力を宿す石といわれており、まず手稲神社で授かる「叶い石」を持って手稲山頂にある北海道内最高地の神社『手稲神社奥宮』に参拝します。

奥宮では「叶い石」を「願い石」に重ねて願うと御神徳が吹き込まれ、自分だけの特別なお守りになるといわれています。 尚、奥宮参拝が困難な場合は、本社にあって奥宮と神縁深い藤白龍神社の「願い石」に「叶い石」を重ねて願うことで奥宮の御神徳を頂き、御自身の特別なお守りとなりますが、 さらに奥宮参拝を果たすことで一層御神威も増すでしょう。

この「願い石」と「叶い石」は東日本大震災復興を願い(復興が叶いますよう)、宮城県産仙台石で謹製しています。

本来は手稲山山頂にある奥宮まで持っていかないといけませんが、行くのが困難な人のための願い石がここにもあるということです。

手稲神社奥宮遥拝所、山頂に登れない人のためのものです。

そしてこちらが藤白龍神社です。

終戦間もない頃藤棚の辺りに栗の古木があった。

藤の蔦が巻きつき中は空洞で、その中には二匹の白蛇が棲んでいた。 ある秋祭りの日、一匹が外に出たところ、たちまち子供に見つかり石を投げつけられ絶命、草むらに捨てられてしまった。

その子は帰宅後、蛇に石を当てた箇所と同じ腹の痛みを訴えた。 事の次第を聞いて驚いた母親はすぐさま神社へ行き、水で蛇の血を洗い流し、その場所を塩で清めた。

亡骸は近所の人に発見され古木近くに埋葬されたが、これ以降もう一匹も姿を消した。

その後この上に小祠を建て藤白龍社として崇め、手稲山頂奥宮祭の前にはここを参ってから登頂した。

昭和四十八年、本社御造営にあたり老朽化したこの小祠は徹せられ、御神体を境内小社に仮安置奉祀し、平成八年現在の社殿を奉戴し再興された。

こんな言い伝えが残る藤白龍神社です。

境内の左側には忠魂碑もあります。

手稲神社の裏参道

手稲神社には裏参道もあります。こちらも階段が参道です。

階段を上って鳥居の中から境内を見ると社殿の前の部分が見えます。

手稲神社 3対目の狛犬様

裏参道の鳥居の近くに3対目の狛犬様が鎮座しています。ひょうきんな顔立ちの狛犬様で親しみがわきますよね。

裏参道から社殿の途中にお正月から1月中旬くらいまではどんと焼きのためのテントが張られます。

手稲神社の社務所と御朱印

手稲神社の御朱印は社務所でいただきます。社務所は入口の鳥居のすぐ横にあります。

お正月期間は社殿前の臨時授与所でも書いていただけます。

御守も各種あるので一緒に購入されてみてはいかがでしょうか?

そしてこちらが実際にいただいた御朱印です。初穂料は300円でした。

ちょっと線が細いのが迫力にかける御朱印です。

でも面白いのが手稲区の公式マスコットキャラクター「ていぬ」が御朱印になっていることです。

面白い御朱印です。

なお手稲区に神職の方が常駐していない神社で「山口神社」があります。

山口神社の御朱印もここ手稲神社でいただけます。山口神社に参拝したことがある方なら一緒にお願いしても良いのではないでしょうか?

なお御朱印はあくまでも参拝した証なので、山口神社に参拝したことがない方はいただかないようにしてください。

手稲神社に行こう!

手稲神社は境内に入ると楽しい気分になる神社です。なんかパワーをもらっているような。

もちろん厳かな雰囲気もあるのですが、それ以上に何かやる気が出る神社なんですよ。

手稲神社の奥宮は手稲山山頂にあります。冬の間はスキーやスノボをする人ならリフトで山頂まで行けるのでスキーやスノボのついでに参拝されてみてはいかがでしょうか?

スキー・スノボはしないけど、奥宮には行きたい!という方は夏場に手稲山登山をされてみるのも良いでしょう。

手稲までいくことがあれば是非、手稲神社へ参拝に訪れてくださいね。

  • 住所:北海道札幌市手稲区手稲本町2条3丁目4-25
  • TEL:011-681-2764
  • 御朱印:あり
  • 参拝可能時間:24時間
  • 社務所受付時間:概ね9:00~17:00

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