月寒神社では毎年1月16日11時からどんど焼き(古神札焼納祭)が行われます。
どんな様子で行われるのか、実際の様子を写真を添えて紹介します。
札幌の多くの神社は14日・15日にどんど焼きを行うのですが月寒神社は1日遅く行われているのが特徴です。
月寒神社のどんど焼きが行われる日時と場所
小正月は本来1月15日ですが、1月14日から16日の3日間とすることもあります。地域によって小正月の期間・定義は若干異なっています。
東北地方では旧暦の1月14日に小正月の行事を行うところもあります(2月中旬頃)。
どんど焼きは小正月の間に行われるのが一般的です。
月寒神社のどんど焼き(古神札焼納祭)は曜日に関係なく、毎年1月16日11時から行われます。
基本的にはお焚き上げしてもらいたい古神札・注連縄等は、前日までに納めることになっていますが、16日当日の15時前までなら持参すれば焼いてもらえます。
今後の日程は下記の通りです。
- 2022年(令和4年):1月16日11時~15時・日曜日
- 2023年(令和5年):1月16日11時~15時・月曜日
- 2024年(令和6年):1月16日11時~15時・火曜日
悪天候等で中止・延期・早期終了になる場合もあります。
どんど焼きで納めたいものは12月25日から1月15日の9時から16時までの間は社務所もしくは社務所前にて預かってもらえます。
月寒神社のどんど焼きは、月寒神社の境内・参道の脇にて行われます。
第2鳥居の手前、手水舎の手前の参道横で行われているので、行けばすぐにわかります。
駐車場はありますが、満車になっていることもあります。またマナーの悪い運転手が路上駐車をしていることもあります。
この時期の札幌は雪がつもりただでさえ道幅が狭くなり滑りやすくなり、更にマナーの悪い運転手が路上駐車して道幅が狭くなるため、安全を考え公共交通機関で訪れることをおすすめします。
月寒神社のどんど焼きについてと注意点
納めるものは基本的に中身をチェックされます。納めることが出来ないものは返されるので、持ち帰ることになります。
ただこのチェックを見ていたのですが、お寺の御札等を持ち込んでいる人が割といて、納めることが出来ないと神社の方(学生のアルバイト?)が伝えると逆ギレしていく人(ほとんどが高齢の男性)がいて、みっともないと思いました。
自分の孫でもおかしくない若い人に逆ギレする姿はみっともないので、きちんと神社のルールを守ってどんど焼きで納めたいものは持っていくようにしましょうね。
寒い中、頑張ってくれている人に対して失礼の無いように、神様にお願いをするのであれば、きちんと神社のルールを守るようにしたいものですね。
月寒神社のどんど焼きの様子
10時50分くらいに月寒神社に到着、すでにかなりの人が来ていました。
祭壇は用意され、後は宮司さんの登場を待つだけです。
10時55分頃に宮司さんが現れて11時ちょうどにどんど焼きの神事が始まりました。
あまり見る場所が無いので雪の中をかき分けて反対側に回るか、遠くから見るしか出来ないようになっています。
スピーカーが用意されているので、何を話しているのかわかるようになっていました。
粛々と行われる神事、狭いから致し方ないのですが一般の参加者との距離があるように感じました。
神事が終わりいよいよ点火です。
積まれた古神札や松飾りに火がついていきます。
すぐに燃え広がっていきました。
赤く燃える炎、どんど焼きの醍醐味ですね。
耐火服を来た方が時折混ぜて全体が燃えるようにしていました。
動画もあるので、よければ見てください。
どんど焼きの煙を浴びると1年間無病息災で居られるそうです。
ただ納めるだけでなく、できればどんど焼きに参加して無病息災を願ってくださいね。
月寒神社のどんど焼きを見に行こう!
11時から12時くらいまでどんど焼きを見ていましたが、絶えず人が訪れて参拝をされていきました。
上記写真では10名くらいが拝殿前で参拝のために並んでいますが、30名以上が並ぶ時もありました。
とても多くの人が集まるどんど焼きです。
どんど焼きの日に札幌にいたら、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
また近くの方も是非、どんど焼きの様子を見に行ってくださいね。
以上、月寒神社のどんど焼き(古神札焼納祭)の様子と注意点についてでした。
- 住所:北海道札幌市豊平区月寒西3条4丁目1-56
- TEL:011-851-0857
- 御朱印:あり
- 参拝可能時間:24時間
- 社務所受付時間:概ね9:00~17:00(感染症のため変更になっている可能性あります。現在は16時までとのことです)