猿田彦神は、日本神話に登場する神です。
天狗の原型ともなったと言われる神様で鼻が7咫(あた)もあったとされています。
1咫は約18cmとされているので、120cmもの鼻の長さだったことになります。
猿田彦神について
猿田彦神は神話では天孫降臨の時に、天照大神に遣わされた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を道案内した国津神とされており、異様な鼻と背の高さが記され、背中だけでも2メートルもあったとされています。
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が猿田彦神に出会った時、天鈿女命(アメノウズメ)に誰か聞いて来るように言ったとされ、その時に猿田彦神と名乗ったとされ、道案内をしたとされています。
*瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)は、天照大神の孫にあたる神様です。
猿田彦神の神格
導きの神・道の神・伊勢の地主神
猿田彦神のご利益
- 旅行・交通安全
- 開運厄除け
- 商売繁盛
- (縁結び・恋愛成就)
道案内をしたことで導きの神・道の神とされており、そこから迷えるものを導く神として、恋愛成就にも御利益があるとされています。
猿田彦神の別称
- 古事記:猿田毘古神・猿田毘古大神・猿田毘古之男神
- 日本書紀:猿田彦命
猿田彦神の系譜
特に系譜はありません。
古事記ではアメノウズメと結婚したことになっています。
猿田彦神を祀る神社
猿田彦神を祀る神社としては猿田彦神社と椿大神社の2社が有名です。
札幌で猿田彦神を祀る神社は下記をご覧くださ。