ススキノの外れにある札幌祖霊神社の春季例祭へ行ってきました。
毎年春分の日と秋分の日(本祭)を行っています。
屋台等は出ませんが、粛々と行われ、近隣の方が参拝に多く来られる静かな例祭でした。
実際の様子をお伝えします。
札幌祖霊神社 春季例祭(お祭り)の様子
10時ちょっと過ぎに札幌祖霊神社に訪れた時にはそれほど広くは無い境内に4~5人の方が来られていました。
土日でも、多くて2~3人ということが多い札幌祖霊神社、しかも比較的若い20~40代の方が御朱印をいただきに来ているのかな?ということが多いのですが、この日は見た感じとしては60歳以上の年配の方が多く来られていました。
しばらく見ていましたが、ほとんど途切れることはありませんでした。
札幌の中ではおそらく一番早く例祭を行う神社ですが、まだ寒いということ、(コロナ禍であることも影響しているのかもしれませんが)普段から屋台等が並ぶことは無いようで、そういった意味ではお祭りらしい雰囲気はありませんでした。
社務所の前には、春季例祭であることの説明が張り出されていました。
手水舎は閉鎖されていたので、そのまま拝殿へと進みます。
拝殿の入口の左右には例祭の幟がでていました。
パッと見て例祭を行っているとわかるものは人が多いことと案内、そしてこの幟くらいなので、初めてこの辺りを訪れた方だと例祭を行っていることを気づかないかもしれません。
拝殿の前へ
社殿内は撮影禁止です、という張り紙があったので、そもそも社殿の中に入れるのかな?と思って中を見たところ、神社の方がいたので
「あがって、参拝させてもらっても良いですか?」
と聞いたところ、どうぞとおっしゃっていただけたので、靴を脱いで社殿の中に入り、参拝させていただきました。
社殿の中は撮影禁止のため写真はありませんが、かなり広く、片隅では記帳および玉串料・維持会費徴収用に机が並べられていました。
例祭中は、拝殿の中で参拝をさせていただけるので、中に入って参拝されたい方にはおすすめです。
拝殿での参拝を終えて外へ、たまたま誰もいない状態になっていましたが、すぐに人がまた訪れてきました。
静かな例祭ですが、神聖な雰囲気の中、こういう例祭も良いものだな~と思いました。
元々札幌祖霊神社は、札幌に神道式の葬儀を行える神社が無かったことで作られた神社であるため、先祖の霊を祀るのにふさわしい春分の日・秋分の日に例祭を行っています。
札幌祖霊神社 お祭り時の御朱印の対応について
札幌祖霊神社は例祭の時にも御朱印をいただくことが出来ますが、書き入れではなく、書き置きタイプのものとなります。
つまり御朱印帳に書いてもらえず、最初から書かれたものをいただくことになります。
上記が実際にいただいた書き置きタイプの御朱印です。初穂料は500円となっていました。
赤い星マークがついた紙袋に入れて渡してもらえます。
なお社務所のドアが施錠されていることがありますが、インターホンを押せば神社の方が出てきてくれます。
札幌祖霊神社のお祭りの日程
札幌祖霊神社の例祭(お祭り)は春分の日・秋分の日に行われます。
春分の日・秋分の日は年によって異なるため下記の日程となります。
春季例祭
- 2021年:3月20日(土)
- 2022年:3月21日(月)
- 2023年:3月21日(火)
- 2024年:3月20日(水)
- 2025年:3月20日(木)
- 2026年:3月20日(金)
秋季例祭
- 2021年:9月23日(木)
- 2022年:9月23日(金)
- 2023年:9月23日(土)
- 2024年:9月22日(日)
- 2025年:9月23日(火)
- 2026年:9月23日(水)
春分の日と秋分の日は、国民の祝日であるため、多くの企業や学校は休日になっているので、参加しやすい日程になっています。
なぜ春分の日や秋分の日は日にちが変わるのか、それは太陽の位置で決まるからです。
詳しくは姉妹サイト「こよみる」の二十四節気をご覧ください。
すすきの駅からも徒歩10分程度とアクセスの良い場所にあるので、是非参拝に訪れてくださいね。
以上、札幌祖霊神社の春季例祭の様子でした。
- 住所:北海道札幌市中央区南5条西8丁目1番地
- TEL:011-531-7306
- 御朱印:あり
- 参拝可能時間:24時間
- 社務所受付時間:概ね9:00~17:00