事代主神(ことしろぬしのかみ)は、日本神話に登場する神です。
七福神の恵比寿大神とされています。
いろいろな神社で祀られていますが、札幌では札幌伏見稲荷神社のみで祀っています。
事代主神について
恵比寿大神とも言われる事代主神は、大国主大神の息子であり、国譲りの際に建御雷神と交渉をした神様とされています。
宮中の八神にも数えられている神様です。
事代主神の神格
海の神・商業の神・託宣神
事代主神のご利益
- 商売繁盛
- 開運・厄除け
- 病気平癒
事代主神の別称
- 八重事代主神
- 八重言代主神
- 玉櫛入彦嚴之事代神
- 都味歯八重事代主神
- 積羽八重事代主命
- 辞代主神
- 恵比寿大神
一番ポピュラーなのは恵比寿様でしょう。
事代主神の系譜
大国主神(大己貴神)の息子とされています。
諏訪神(建御名方命)の兄とも言われている神様です。
事代主神を祀っている神社
事代主神を祀っている神社で有名なのが、島根県の美保神社です。
恵比寿様として祀っている神社としては大阪の今宮戎神社が有名です。
なお恵比寿神社と呼ばれる神社は日本中にありますが、恵比寿神社の神様が必ずしも事代主神とは限りません。
恵比寿神社は2つの系統があります。
- 事代主神を祀る恵比寿神社
- ヒルコ(水蛭子、蛭子神、蛭子命)を祀る恵比寿神社
蛭子神は、イザナギ・イザナミに最初に出来た御子神であり、大国主神(大己貴神)の御子神である事代主神とは別の神様です。
札幌市内では札幌伏見稲荷神社では御祭神として、事代主神が祀られています。