札幌の神社のお祭りの中で特別視されるお祭りが2つあります。
1つが北海道神宮の例祭(札幌まつり)、もう1つが札幌三吉神社の例大祭です。
札幌三吉神社のお祭りを見てきたので写真多めにどんな様子だったかお伝えします。
札幌三吉神社のお祭りの様子
札幌三吉神社の境内はそれほど広い訳ではありませんが、境内に10数店舗の屋台・露店が立ち並びます。
たこ焼きや綿菓子という定番の屋台から最近の流行りものまで並んでいました。
幅広い年齢層の人が訪れてお祭りをそれぞれ楽しんでいます。
大人も子どもも楽しみにしているイベントです。
境内の舞台、普段は開くことはありませんが、お祭りの時はライブや神楽等のイベントのために開放されます。
ライブが開かれたり
大道芸が披露されたり、観に来ている人を楽しませてくれていました。
イベントが開催される前に行くと屋台は営業しているものの、人が座る席にはほとんど人は座っていません。
ゆっくりと屋台のものを食べたいのであればお昼の少し前に行くのがいいでしょう。
午前中ならゆっくりと参拝することも可能です。
神社の境内の片隅には、臨時のトイレも設置されます。
結構長くここで飲んで食べていく人が多いので、トイレも増設されるんですね。
概ねお昼くらいから、20時頃までイベントは開催されています。
札幌三吉神社のお祭りは、例年大通公園の「さっぽろライラックまつり」と時期が被るため、大通公園に近い札幌三吉神社のお祭りにも多くの観光客が来る訳ですが、それは神輿渡御(みこしとぎょ)が大通公園や北海道庁旧本庁舎まで行われ、それを見た人が何だろう?と見に行くことで更に人が増えるようになっています。
神輿渡御の様子
神輿渡御とは、神社のお祭り(祭礼)の儀式の1つです。神幸式(しんこうしき)とも呼ばれることがあります。
神様が宿っているとされている神輿を担いで氏子地域内を渡り歩く行事です。
大通公園をほぼ1周し、北海道庁旧本庁舎前、そしてさっぽろテレビ塔を経由してすすきの近くまで練り歩きます。
道路は通行規制されますが、毎年の恒例行事であり、神輿渡御を楽しみにして見に来る人も大勢います。
まさにマツリ!という雰囲気のある神輿渡御です。
北海道庁旧本庁舎の前にある赤レンガプラザというところで20~30分くらいの休憩が取られるのですが、その時に撮影に来る人も大勢います。
札幌三吉神社の三吉は元々は秋田の太平山の神様なので、秋田発祥のナマハゲも一緒に神輿渡御に参加しています。
参加されている方、皆さん本当に良い笑顔で神輿を担いでいるんですよね。
神輿と北海道庁旧本庁舎の組み合わせ、絵になります。
札幌三吉神社の言い伝えと日程
札幌三吉神社のお祭りは曜日に関係なく、毎年5月14日・5月15日に開催されます。
- 2021年(令和3年)5月14日(金)・5月15日(土)
- 2022年(令和4年)5月14日(土)・5月15日(日)
- 2023年(令和5年)5月14日(日)・5月15日(月)
- 2024年(令和6年)5月14日(火)・5月15日(水)
に開催される予定です。
札幌三吉神社のお祭り以上に盛り上がるのが北海道神宮のお祭りですが、曜日は関係なく毎年6月14日から6月16日に行われます。
つまり札幌三吉神社の1ヶ月後です。
なぜか昔から札幌三吉神社のお祭りが雨だったら北海道神宮のお祭りは晴れに、札幌三吉神社のお祭りが晴れだったら北海道神宮のお祭りは雨に、と言われていますが、ここ数年はともに割と良い天気に恵まれ、ハズレています。
札幌三吉神社のお祭りへ行こう!
札幌の春・初夏の恒例行事である札幌三吉神社のお祭り、例年であればこの時期はライラックが咲きはじめ、大通公園は八重桜が満開になる頃です。
過ごしやすくなってきて、花も綺麗で観光に訪れるのにもおすすめの時期です。
是非、札幌三吉神社のお祭りへ来てくださいね。
以上、札幌三吉神社のお祭り・例大祭の様子でした。
- 住所:北海道札幌市中央区南1条西8丁目
- TEL:011-251-3443
- 御朱印:あり
- 参拝可能時間:24時間
- 社務所受付時間:概ね9:00~17:00