ススキノと言えば北海道・東北エリアで最大の繁華街ですが、その片隅にひっそりと佇むように鎮座している神社が札幌祖霊神社です。
え?こんなところに神社があるの?という場所にありますが、きちんと神職の方が常駐していて、美しい赤星紋の御朱印がいただけます。
そんな札幌祖霊神社に参拝にいってきたので、写真を多めに紹介します。
札幌祖霊神社へはすすきの駅から徒歩10分弱
ススキノの中心とも言えるすすきの駅から徒歩1分ほどのところにあるラウンドワン。
ラウンドワンのある交差点から西に向かうこと約500メートルのところに札幌祖霊神社は鎮座しています。
途中、すすきのだけに怪しいお店の看板はあるので、これから神社に向かうという気分にはなれない通りです。
ラウンドワンから4つ目の信号のある交差点から左方向を見ると鳥居が見え、神社があることがわかります。
札幌祖霊神社の境内の様子
札幌祖霊神社の境内は広くはない、むしろ狭いと言えます。神社の前から撮影するとほぼ境内が全部入ってしまいます。
入口から社殿まで25メートルくらいしかありません。
冬は概ね除雪されていますが、滑りやすいので注意してください。
札幌祖霊神社の由緒書は紙に書かれたものです。
御祭神は下記の通りです。
- 天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
- 天神地祇八百万神(てんじんちぎ やおよろずのかみ)
- 氏子祖霊神(うじこそれいしん)
- 天祖三神(てんそさんじん)
- 大国主神(おおくにぬしのかみ)
- 産土大神(うぶすなのおおかみ)
- 皇霊神(こうれいしん)
あまり聞いたことが無い神様の名前が続きますが、札幌祖霊神社は元々は神道葬祭場、つまり神道の葬儀場として作られたため、他の神社とは少し御祭神が異なります。
境内に入ると左側に手水舎があります。
ただ手水鉢に水が入っていることは見たことがありません。
右側には社務所があります。社務所の上の布に赤い星のマーク、赤星紋というマークで、北海道らしい社紋です。
北海道では五稜星ということが多く、開拓のシンボルとしてこの赤星紋は使われています。
手水舎の横には札幌軟石で作られた石蔵があり、この石蔵が良い雰囲気を出しています。
社殿へと向かい参拝しましょう。
札幌祖霊神社の社殿と参拝
割と急な階段を上り社殿へと進みます。
社号額は縦書きで札幌祖霊神社と書かれています。
初めて札幌祖霊神社に行った時は戸に鍵がかかっていて戸の中に賽銭箱がありお賽銭を入れることが出来ませんでしたが、三賀日にいった時は戸が開いていてお賽銭を入れて参拝することが出来ました。
社殿の中は、境内とは違いかなり広く、これなら大勢の人が入れる拝殿となっていました。
振り向いて参道を見るとやっぱり石蔵が印象的に見えます。
札幌祖霊神社の御朱印
札幌祖霊神社の御朱印は社務所でいただきます。不在の時もあるので事前に確認した方が良いでしょう。
社務所の中には御守や御札、絵馬が販売されていました。
恋みくじも販売されています。
伺ったのが三賀日ということもあり縁起物も販売されていました。
そして上記写真がいただいた御朱印です。
赤い星の御朱印が非常に印象的で美しい御朱印です。
「開拓の五稜星」ってなんか格好良いですよね。初穂料は300円でした。
札幌祖霊神社に行こう!
札幌祖霊神社の中に入ると、ここは本当にすすきのなの?と思うくらい静かに感じられます。もっともこの辺りはすすきのでも飲食店よりもオフィス街に近いので、静かだということもありますが、神社特有の静かで神聖な空気は流れています。
すすきので羽目を外して遊びすぎた朝には気分を入れ替えるためにも参拝されてみてはいかがでしょうか?
- 住所:北海道札幌市中央区南5条西8丁目1番地
- TEL:011-531-7306
- 御朱印:あり
- 参拝可能時間:24時間
- 社務所受付時間:概ね9:00~17:00