北海道でも主要幹線道路である国道36号線を車で走っていると鳥居が目に入ってくる神社があります。
それが豊平神社です。
札幌では珍しい両面見開きの御朱印がいただける神社として御朱印集めが好きな方なら訪れたい神社となっています。
今まで2回、豊平神社には参拝に行っている管理人が境内の様子を写真多めに紹介していきます。
豊平公園を通って豊平神社へ
豊平神社の最寄駅は地下鉄東豊線「豊平駅」で、3番出口から徒歩8~10分くらいの距離ですが、あえてここは1番出口から出て豊平公園の中を通って豊平神社には向かって欲しいところです。
豊平公園駅の1番出口を出て左側を見ると上記写真の建物があります。
豊平公園 緑のセンターと呼ばれる豊平公園の管理事務所も兼ねたミニ植物園です。
この中で花を見て癒やされながら豊平公園の中を歩いていきましょう!
おすすめの時期は7月中旬くらい、紫陽花が咲き乱れ、周りの白樺とのコントラストが美しい風景が見られます。
木々が多く野鳥も多くいる公園で澄んだ空気がとても清々しい気分にさせてくれる公園で、公園の中を通っていっても10~15分くらいで豊平神社まではたどり着けます。
なおGoogle Map等の地図アプリを見ると豊平公園から凄く近くに見えますが、裏口(裏参道)は無いので正面へとぐるっと回り込む必要性があります。
豊平神社の境内の様子
豊平神社は、以前は弾丸道路と呼ばれた国道36号線沿いにあります。
立派な鳥居があり中へと進んでいきます。
年末になると鳥居のすぐ横で縁起物を販売する露店が出ることもあります。
鳥居をくぐりまっすぐと伸びた参道を歩いていきます。上記写真の左側は駐車場です。
多くの人が訪れる神社なので冬になると踏み固められた雪で滑りやすくなっているので注意してください。
進んでいくと塀に囲われた社殿が見えてきます。
豊平神社の手水舎
塀を過ぎてすぐ右側に手水舎があります。
手水鉢に龍神様があり龍神様の口から水が出るタイプですが水は出ていません。
龍神様の下の方を見ると蛇口があり、ひねると水が出てきました。
広い境内と石碑の数々
左側を見ると2つの建物と広い境内が。
1つの建物には「清興殿」という額がかかっていました。お祭り等で使われる舞台でしょう。
そして広い境内にはいろいろな石碑が置かれています。
目を引くのが交通安全祈念塔と呼ばれる石碑です。
祈念塔の左右には骨太の狛犬様が鎮座しています。
交通安全祈念塔の横には「針供養の歌碑」という石碑があります。針供養も行われているんですね。
他にもいくつか石碑がありました。
更には土俵まで。神前相撲も行っているんですかね。
豊平神社の拝殿でご参拝
社殿の周りにはまた塀があります。
豊平神社の狛犬様
社殿のすぐ手前に狛犬様が鎮座しています。
口と目、そして爪には色がしっかりと塗られ、ちょっと怖い顔の狛犬様です。
そして狛犬様の下を見ると陶器製の狛犬・・・というよりはシーサーが置かれています。
狛犬様に一揖(会釈)をして社殿の階段を上がります。
社号額は縦書きでした。
お賽銭を入れ
鈴を鳴らしお参りです。
参拝の作法はオーソドックスな二拝二拍手一拝となっています。
豊平神社の御朱印は社務所にて
社殿に向かって右側に豊平神社の社務所があります。
中に入ると御守や御札、おみくじが置かれています。
御朱印の案内もされています。
一般的な片面の御朱印は300円、両面見開きの御朱印は500円と書かれています。
そしてこちらがいただいた見開きの御朱印です。
主宰神である上毛野田道命の押印がされています。
豊平神社の御祭神は、上毛野田道命・大山祇神・倉稲魂神の3柱です。
青森県の猿賀神社から御分霊を受けて上毛野田道命を祀っているそうです。
三里塚神社の御朱印もいただける
札幌市清田区に三里塚神社という神職の方が常駐していない神社があります。
もし三里塚神社に参拝したことがあるのなら三里塚神社の御朱印もいただけるので「三里塚神社の御朱印もいただけますか?と聞いてください。
豊平神社へ行こう!
豊平神社に行くと思うのが、なんか元気になるんです。
落ち着いた空気というよりは活気づく空気が流れていて、元気になるような感じがする神社だと感じられました。
楽しい雰囲気がする神社で、気持ちが落ち込んだ時に訪れてみてはいかがでしょうか?
元気になれるパワースポット、そんな神社です。
- 住所:北海道札幌市豊平区豊平4条13丁目1-18
- TEL:011-811-1049
- 御朱印:あり
- 参拝可能時間:24時間
- 社務所受付時間:概ね9:00~17:00