北海道神宮は北海道・札幌に住んでいる人だけではなく、多くの観光客も訪れる人気の観光スポットです。最近では外国からの観光者も多く来ています。
でも実際にどんな雰囲気なのかな?という方に北海道神宮には20回以上、訪れている「札朱」管理人の鈴木が写真を多めに紹介していきます。
四季折々の変化を感じられ、運が良ければエゾリスや野鳥に出会える神社です。
北海道神宮の四季
北海道神宮の魅力は何といっても四季それぞれの美しさがあることです。
夏の早朝、朝8時くらいなら人もほとんどいなくて、まだ暑くなる前の凛とした空気の中、参拝すると身も心も引きします思いで参拝することが出来ます。
北海道神宮は桜の名所にもなっていて、例年ゴールデンウィークの頃に満開となることが多くなっています。
10月下旬くらいになると今度は紅葉が楽しめるように。
1月上旬は初詣の参拝者でとても賑わう北海道神宮
北海道でもう何年も参拝者数No.1となっている神社だけに非常の多くの人が訪れます。
12月の中旬には完全に真っ白になり3月上旬までは雪景色の北海道神宮が見られます。
エゾリスにも会える北海道神宮
北海道神宮にはエゾリスも生息しており、午前中ならかなりの高確率でエゾリスに出会うことが出来ます。
そして、
エゾリスがめちゃくちゃ可愛い!!!
木の上を走り回ったりしているかと思えば、一生懸命くるみ等の木の実を頬張る姿を見ることが出来て、癒やされます。
立ち上がってキョロキョロしているエゾリスも可愛いですよ。
お腹が白いのが特徴です。
エゾリス見たさについつい訪れてしまうんですよね。
エゾリスに一番会えるのは10月下旬から11月上旬です。
冬支度のために餌を一生懸命集めるのでエゾリスの動きが活発になります。
冬でも出会うことはもちろんあります。
エゾリスに一番出会えるのは、手水舎の辺りからその後ろにあるトイレ周辺です。
ただ最近はエゾリスに餌を与える人がいて、社会的問題になっています。
エゾリスは野生動物です。野生動物に餌を与えるのは動物にとっても自然にとっても害しかありません。そしてそれが人間に返ってきます。
餌は絶対に与えないようにしてください。
北海道神宮の周り方と鳥居
北海道神宮は、とても広い敷地の中にあり、出入口は大きく分類すると3カ所となります。
- 円山公園から向かうルート(公園口鳥居をくぐる)
- 第2鳥居から向かうルート(第二鳥居をくぐる)
- 円山動物園から向かうルート(第三鳥居をくぐる)
それぞれのルートでくぐれる鳥居が変わってきます。
よく勘違いされるのが第2鳥居です。上記の写真の鳥居を第一鳥居を勘違いしている人も多いのですが違います。上記写真は第2鳥居です。
北海道神宮の第一鳥居は円山公園駅から向かうルートでは見ることが出来ません。
第一鳥居をくぐるのであれば円山公園駅からは一旦反対方向に向かうことになります。
第一鳥居は円山公園及び北海道神宮の敷地外にあるので、どうしても見たい!という場合は、円山公園駅5番出口を出て東側へ。最初の交差点を左折して270メートル(徒歩3~4分くらい)進むと左手に第一鳥居を見ることが出来ます。
第一鳥居は高さ約19メートルととても大きく昭和43年(1968年)に建てられています。
なお、北海道神宮の第2鳥居はくぐらない方が良いと書いてある情報サイトもありますが、北海道神宮の方や多くの人は否定しているので気にしなくて構いません。
北海道神宮の鳥居は本殿に対して北東にあるため鬼門の位置にあるからよく無いということですが、鳥居を魔除けとして置いたと思えば縁起の良いものに変わります。
ちょっと時期が早かったので三分咲きくらいですが春になると参道は桜でとても美しくなります。
第2鳥居をくぐり長くまっすぐ伸びた参道を歩いていくと神門が見えてきます。
神門には大きなしめ縄がついていてます。夜には門が閉じられ参拝出来なくなるので注意してください。
円山公園の中を通って北海道神宮に入る時は「公園口鳥居」(上記写真)をくぐります。
円山動物園方面からくる場合は、第3鳥居をくぐります。
春になると鳥居の横に桜が咲いてとても美しい景色を見られます。
北海道神宮の手水舎
北海道神宮の手水舎は神門の少し手前にあります。
水が常に流れています。
ここできちんと手と口、心を清めてから参拝してください。
冬だと物凄く冷たい水になりますが、それが心地よくもあったり
たまに冷たすぎて痛かったり・・・
北海道神宮の本殿と授与所
神門をくぐると正面に本殿があり右側を見ると授与所があります。
ここで各種お守りや御札を購入することが出来ます。
可愛いお守りからスタンダードなものまで取り扱っています。
授与所の斜め向かいに「祈祷受付」がありここで御朱印も記帳していただけます。
神門をくぐって右側を見たところです。
そして反対側である左側を見たところです。
例祭や初詣の時期はここが人で溢れかえります。
北海道神宮と判官さま(島義勇)
手水舎の後ろ側に大きな銅像があることに気が付きます。
銅像の人は北海道開拓の父とも呼ばれる島 義勇(しま よしたけ)氏です。
北海道では親しみと尊敬をこめて判官さまと呼んでいます。
札幌の中心地は碁盤の目のように整備されていますが、この島 義勇氏が提案しています。
北海道神宮には北海道の銘菓として有名な六花亭 神宮茶屋店がありますが、ここでは島 義勇氏にちなんで判官さまというお菓子を販売しています。
餡この入った焼き餅です。
北海道神宮に行ったら是非食べて欲しい和菓子スイーツです。
北海道神宮、幻の狛犬さま
北海道神宮の狛犬様は「幻の狛犬」と言われることがあります。
その理由は普段、北海道神宮に行った時に通らない場所にあり、気づく人が少ないからです。通るのは初詣の時くらいです。
神門とは別の本殿への入り口にあり、普段は閉じられているため、ここまで来る人は滅多にいません。
立派な台に乗っている狛犬様です。
きちんと来る人をじっと見つめています。
場所は島 義勇銅像の後ろ辺りです。
北海道神宮3つの境内末社
北海道神宮には3つの境内末社があります。
開拓神社は割と大きく御朱印もあるので、割と有名ですが穂多木神社と札幌鉱霊神社は小さな境内末社なので通り過ぎてしまう人も多いのですが出来れば3つとも参拝して欲しい神社です。
開拓神社
拝殿がオープンな形式になっている少し変わった神社です。
でも、この拝殿の屋根の下に入ると凄く厳かな気持ちになって身がしまる思いがするから不思議です。
穂多木神社
穂多木神社は札幌ではかなり珍しいブロンズの狛犬様が鎮座している神社です。
ブロンズの狛犬様を撫でると金運アップになるとも言われています。
札幌鉱霊神社
鉱山殉職者の慰霊のために建てられた神社です。
特に目立った特徴はありませんが、北海道の発展に貢献した方々の霊に感謝をするためにも参拝して欲しい神社です。
北海道神宮へ行こう!
北海道神宮は四季折々の景色を楽しめ、エゾリスからスイーツまで楽しめるスポットです。
信心深い方は毎月、地下鉄に乗ってお参りをしています。
地元の方からも観光者からも人気のパワースポットにもなっています。
是非、北海道神宮に訪れて参拝をしてくださいね。
- 住所:北海道札幌市中央区宮ケ丘474
- TEL:011-611-0261
- 御朱印:あり
- 参拝可能時間:時期により異なる(概ね7:00~16:00・夏季は前後1時間延長)
- 社務所受付時間:9:00~17:00(11~2月は16:00まで)